SEOについて
SEOとは、『Search Engine Optimaization』の略で、検索エンジン最適化という意味です。
SEO対策(検索エンジン最適化)を行う理由とは、検索エンジン(ブラウザ)で検索結果の上位に表示されるようにWEBサイトに工夫することを目的とします。
ユーザーがWEBサイトを探す時、検索エンジンで欲しい情報に関連するキーワードで検索
した結果から訪問することが一般的です。
そのため検索結果の上位表示を目指すSEO対策が必要となります。
何もしなければ検索結果に出てこないこともあり得る大事な対策です。
WEBサイトを構築したなら、ユーザーにとって魅力的なサイトであることはもちろんですが、広くユーザーの目に留まる対策を行うことは当然のことですね。
ネットショップなどのサイトでは、WEBサイトの訪問者の数(アクセス数)が収益に大きく影響することから、アクセス数を増やすために上位表示されることがとても重要です。
そこで、今回SEO対策において基本的なメタタグ『title』、『description』、『h1』タグについてまとめてみました。
検索エンジンが重要視する箇所になるため、設定することにより表示順位にも影響の大きい部分になります。
titleタグ
titleタグは、ページのタイトルを検索エンジンへ伝える役割があり、検索エンジンはtitleタグの内容を検索結果に表示します。
※1 上の画像は、検索エンジン(ブラウザ)で検索した画面の一部です。
青枠の部分がtitleタグに設定された内容です
検索結果に表示されるタイトルには、表示文字数に制限があるため長い文言では途中で省略されることがあります。
場合により文字数は前後しますが、『全角35文字程度』を目安として一番伝えたい内容は前半へ含めた方が、ユーザーの目に留まりやすいことが期待されます。
また、titleタグは検索エンジンが重要視するところなので、必ず記述しそれぞれのページに見合う内容を設定することが重要です。
つまりtitleタグでは…
⇒ページの主題を設定する
⇒ユーザーの目に留まるようなキーワードを前半に含める
⇒表示されるのは『全角35文字程度』を目安に記述する
meta descriptionタグ
meta descriptionタグは、検索結果に表示させたいページの概要について説明文を設定します。
※2 青枠の部分は、meta descriptionタグに設定され『ページ概要の説明文』が表示される場所であり、『スニペット』と呼ばれる箇所です。
description=ページ概要説明文は、titleタグ同様に表示文字に制限があります。
そのため制限を超える文言は省略され、検索結果に表示される文字は最大120~140文字程度になります。
descriptionを設定していなかったり、検索されたキーワードによっては、検索エンジンがコンテンツの中から妥当と判断された文言が表示されることもあります。
また、コンテンツに関する重要なキーワードを全体に散りばめて記述することで、ユーザーがクリックしてみようという判断に繋がりやすくなります。
表示される概要説明文にユーザーの検索キーワードが含まれているとテキストは強調して表示されるので、ユーザーに検索されやすいキーワードを選定することがポイントです。
ページのコンテンツ内容を紹介する大事な役割がありますので、是非クリックを促すような文言を設定したいものです。
つまりdescriptionでは…
⇒表示文字数が制限されるため、120文字前後を目安にまとめる
⇒コンテンツのキーワードを全体に散りばめて、最も重要なキーワードや説明は前半へ記述する
⇒ユーザーに検索されやすいキーワードを選定する
h1タグ
h1タグは、ページの『大見出し』として、本文の主なテーマやトピックを示すものです。
そして検索エンジンやユーザーにページの構造を分かりやすく伝えるものです。
h1『大見出し』の他にh2以下のタグは中見出し、小見出しとして使用しますが、h2の配下にh1を設置しないよう順番を意識しましょう。
複数のh1タグを設置することは問題ないようですが、大見出しの重要度が薄れないよう配慮したいものです。
h1タグは、ページのtitleタグを補強する大事な要素となります。 titleタグは検索結果に表示されクリックする前のユーザーに向けたもの、h1タグはクリックしてサイトを訪問したユーザーに向けたものと位置付け、用途に応じて『簡潔に理解しやすい』内容を意識すると効果的な最適化を実施出来るのではないでしょうか。
つまりh1タグでは…
⇒ページ本文の主なテーマやトピックを示すもの
⇒titleやdescriptionと内容は同じでも良いが、表示場所が違うことを意識した最適化が効果的
⇒ユーザーに理解しやすく簡潔な内容を意識する
⇒各ページで異なる内容を設定することで差別化を図る
終わりに
SEO(検索エンジン最適化)対策には多種多様な考え方や方法があり、これさえやっておけば完璧という方法がないのが現状です。
ただ、WEBサイトが検索上位に表示されるためにSEO対策は欠かせません。
SEO対策で検索上位表示を意識することが大切です。